・春から秋に生育する夏型種で、暑さや寒さに強く丈夫です。
・耐寒性のある大型種は、地植えも可能です。
・鉢植えの場合は大きめの鉢を選び、生長期は水と肥料をたっぷり与えて育てるのがコツです。
■種類
竜舌蘭、笹の雪、吹上、王妃乱れ雪、白糸の王妃、雷神、不動剣、ストリンゲンスなど
■置き場所
・春~秋:屋外の直射日光の当たるところで、雨ざらしでも構いません。葉の柔らかい種類は、真夏の直射日光を避けてください。
・冬:室内の直射日光の当たる場所に置きます。葉が比較的柔らかい種類は寒さに弱いため、冬季は0℃以上保ちます。
■水やり
・春~秋:培養土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
・冬:培養土の表面が乾いたら7日後に与えます。
・日本では春から秋に生育する夏型種ですが、冬季も最低15℃以上あれば年中生育します。
・寒さに弱いため、冬季は5℃以上保ちます。
・ゼブリナなど柔らかい葉を持つ斑点型アロエは、葉の先端部を枯らして巻き込むことで乾燥・高温といったストレスに打ち勝つ術を身に着けています。そのような荒々しい姿を楽しめるのも、アロエの魅力のひとつです。
・これまでから多くの交配種も作出されており、ノギの色や斑点の特徴など多種多様な交配種をコレクションするのも楽しいものです。
■種類
キダチアロエ(医者いらず)、不夜城、竜山、鬼切丸、高蘆薈(ディコトマ)、ゼブリナ、ペグレラエなど
■置き場所
・春~秋:雨のかからない屋外かハウス内の明るい場所に置きます。真夏の直射日光は避けてください。
・冬:直射日光の当たる5℃以上保てる室内に取り込みます。
■水やり
・春~秋:培養土の表面が乾いたら3日後に与えます。ただし種類によってはより乾燥気味にするとよいものもあります(ディコトマ、ラモシシマなど)。
・冬:培養土の表面が白く乾いたら10日後に与えるか、温度が保てないときは断水します。
・春から秋に生育する夏型種です。
・特徴ある花を咲かせ、中には悪臭を放ってハエを呼び寄せる種類もあります。
・最低15℃以上あれば、年中生育します。
■種類
フェルニア属:ヒストリクス、阿修羅、縞馬、トリコカウロン属:アンヌラツム、仏頭玉、スタぺリア属:王犀角、牛角、セロペギア属:ハートカズラ、フォッケア属:火星人など
■置き場所
・春~秋:雨のかからない屋外かハウス内の明るい場所に置きます。真夏の直射日光は避けてください。
・冬:直射日光の当たる5℃以上保てる室内に取り込みます。
■水やり
・春~秋:培養土の表面が乾いたら与えます。
・冬:温度が保てない場合は断水管理もしくは1か月に1回程度の潅水にします。
・秋から春に生育する冬型種です。
・柔らかい葉をつけた短い茎が、地面を這うように広がります。
・丈夫ですが、過湿にならないように注意します。
■種類
早乙女、妖女、旧香花、宝禄、オリゴカルプム、ペールシなどがあります。旧香花は開花すると芳香を放ちます。
■置き場所
・周年にわたって雨のかからないハウス内または軒下に置きます。秋から春は日光が十分当たる場所に置き、真夏は直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
■水やり
・秋~春:培養土の表面が乾いたら、数日後に与えます。
・夏:1か月に2~3回、夕方の涼しい時間帯に軽く与えます。過湿にすると腐敗するので注意します。
・秋から春に生育する冬型種です。
・葉先が爬虫類の表皮のようにプツプツした突起になっているものがほとんどで、とても特徴的な形態をしています。
・高温と過湿に弱いため、夏越しには注意が必要です。
■種類
天女、天女影、天女盃、天女扇など。
■置き場所
・周年にわたって雨のかからないハウス内または軒下に置きます。秋から春は日光が十分当たる場所に置き、真夏は直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
■水やり
・秋~春:培養土の表面が乾いたら、数日後に与えます。
・夏:1か月に2~3回、夕方の涼しい時間帯に軽く与えます。過湿にすると腐敗するので注意します。
・春から秋に生育する夏型種です。
・星形をした独特の花を咲かせます。
・高温性の多肉植物で寒さにとても弱いので、冬季は8℃以上を保つようにします。
■種類
フォエチダ、クリスパ、ギガスなどがあります。
■置き場所
・秋から春は日光が十分当たり、8℃以上保てる場所に置きます。暑さには強いですが、真夏の直射日光は避けます。
■水やり
・初夏~秋:培養土の表面が乾いたらたっぷり与えます。生長期は腰水をしても構いません。
・冬:葉が枯れたら断水します。15℃以上保てる場合は、冬でも生育しますので、乾かさないように水を与えます。
パキポディウム属
・春から秋に生育する夏型種です。
・寒さに非常に弱いため、冬季は8℃以上保ちます。
・秋から春は落葉し休眠しますが、18℃以上保てる温室では年中休眠せずに生育します。
■種類
ラメリー、亜阿相界、ロスラーツム、サキュレンタム、白馬城、デンシフロラムなど
■置き場所
・春~秋:屋外の直射日光の当たるところに置き、梅雨期以外は雨ざらしで構いませんが、真夏の直射日光は避けるのが無難です。
・冬:直射日光の当たる8℃以上保てる室内に取り込みます。
■水やり
・春~秋:培養土の表面が乾いたら2日後に与えます。
・冬:落葉したら断水または1か月に1回程度軽く与えます。小苗は完全断水すると枯死するので、暖かい日には軽く土を湿らせます。
・秋から春に生育する冬型種です。
・棍棒状の葉の先が透明な窓になっていて、ここから光を取り入れて光合成します。
・暑さと過湿にとても弱く、生長期でも乾燥気味に育てます。
■種類
群玉(白花)、五十鈴玉(黄花)、朱鈴玉(オレンジ花)、その他五十鈴玉の黄花の色具合などの違いにより多くの系統があります。五十鈴玉は群玉の亜種とされ、朱鈴玉は五十鈴玉の園芸種です。
■置き場所
・周年にわたって雨のかからないハウス内に置きます。秋から春は日光が十分当たる場所に置き、初夏から晩夏は直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
■水やり
・秋~春:培養土が鉢底まで完全に乾いてから与えます。
・夏:断水します。
・秋から春に生育する冬型種で、真夏は葉を落として休眠します。
・幹が膨らむコーデックスプランツで、生長がとても遅いです。
・落葉後に葉の中肋が刺となって茎に付着したまま残ります。
■種類
観峰玉(旧イドリア属)、マクドウガリー、ディグエッティーなどがあります。
■置き場所
・周年にわたって雨のかからないハウス内に置くのが無難です。秋から春は日光が十分当たる場所に置き、初夏から晩夏は直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
■水やり
・秋~春:葉が出始めたのちは、培養土が半分くらいまで乾いたら与えます。
・夏:落葉後は断水します。
・春~秋に生育する夏型種です。
・サボテンのような姿をしているため、サボテンとして間違って売られていることもあります。
・暑さには強いですが、寒さに弱いため、冬季は保温が必要です。
・傷がつくと白い乳液を出します。乳液は有毒なので注意します。
■種類
彩雲閣、五彩閣、紅彩閣、ハナキリン、ラクテア、鉄甲丸、飛竜、孔雀丸、峨眉山、瑠璃晃、姫キリン、ホリダ、バリダ、オベサなど多種あります。
■置き場所
・大きな柱状に生育するものは、初夏から秋まで屋外の雨ざらしに置いて構いません。小型種や塊根ができる種類は、周年雨よけの下に置くのが無難です。
・寒さに弱いため、冬季は5℃以上保てる場所に置きます。なお、最低気温が10℃以上保て、かつ、日中の気温が30℃を超えるハウスに置く場合は、冬でも生長を続けます。
■水やり
・春~秋:鉢の表面が乾いたら3日後に与えます。
・冬:10℃以上保てない場合は断水するか、1か月に1回程度、暖かい日の午前中に軽く潅水します。
© 2018 Aito Matsuda Farm All Rights Reserved.